【基本編】離乳食とアレルギー 知っておきたいアレルギーの基礎知識

離乳食ノート
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離乳食を始めるにあたって、また進めるうえで心配になってくるのが赤ちゃんの食物アレルギーですね。

心配だからと言って、アレルギー食材を除去し続けると大切な栄養素が不足してしまうことにもつながりかねません。過度に心配しないためにも、アレルギーについて理解をしておきましょう。

食物アレルギーの基礎知識

食物アレルギーって何?

まず、食物アレルギーとは何なのかですが、食べ物を摂取した時に体が特定の食べ物を「異物」と判断して過剰な反応を示してしまう症状のことです。

乳幼児でアレルギーを起こしやすい食材として「卵」「小麦粉」「牛乳」があります。どの食材もたんぱく質をたくさん含んだ食材ですが、そのたんぱく質がアレルギーの原因と言われています。

赤ちゃんの消化機能がまだまだ未発達なため、たんぱく質が分解しきれないまま体に吸収されてしまうため異物と判断されやすいんだとか。赤ちゃんの時にアレルギー反応が出たとしても、消化・たんぱく質分解の機能が成長とともに発達していけば食物アレルギーが治っていくことが多いそうです。

症状は?

食べ物が体に入ってから数分~数十分で体に何らかの反応が出てきます。

一番多くみられる症状が、かゆみ・むくみ・蕁麻疹等の皮膚症状。

下痢嘔吐の消化器症状。

咳・鼻水・時には呼吸困難等の呼吸器症状。

 

アレルギーが心配だから離乳食の開始を遅らせてもOK?

結論から言うとOKではないようです。ただ、遅らせたい気持ちはよくわかります。私も小麦や卵を初めて食べさせるときは怖くて推奨月齢より少しだけ遅かったですから…。ただ、いろいろ調べていくと、遅らせる必要はないどころか意味がないことがわかりました。

気になる人は以下のリンクを見てみてください!

「鶏卵アレルギー発症予防に関する提言」

私が理解した範囲で簡単に内容をまとめますと、

アトピー性皮膚炎を発症している乳児に対して、湿疹をしっかり治療してから加熱鶏卵を少量ずつ経口摂取させることで、結果的に卵アレルギーの発症を減少させることができることがわかりました。

ということです。

補足しますと、

なぜアトピー性皮膚炎を発症している乳児なのかと言うと、アトピー性皮膚炎を発症している子供は食物アレルギーの発症確率が高いからです。

湿疹の治療については、湿疹ができていると肌に細かな傷がたくさんできている状態だったり、肌にあるバリア機能が弱まった状態になっています。その状態で、肌に食品が触れるてしまうと肌からアレルゲンを吸収しやすくなり、たとえもともとアレルギーを発症しないアレルゲンであったとしても免疫細胞と反応してアレルギー反応が起こりやすくなってしまいます。(=経皮感作

一方経口摂取では、無害なアレルゲンの場合はアレルギー反応を起こさないための仕組み(=経口免疫寛容)が働きます。

つまり、経皮感作がアレルギーを進行させてしまう。

経口摂取により食物アレルゲンを吸収することで経口免疫寛容が働き症状が出なくなるということみたいです。

ということは、少量ずついろんな食材を摂取しておくことが大事なんだなと言ことがわかります。

とはいっても、赤ちゃんの消化能力にあった食材でないとアレルギー発症リスクが高まる可能性もありますので、食材ごとに決まっている食べさせてもいい推奨月齢を守って、早めたり遅らせたりすることなく離乳食を進めていくのが大事ですね。

 

離乳食を進めるうえで注意すること

離乳食を始める前

上の経皮感作でも書きましたが、アトピー性皮膚炎に限らず肌が荒れている状態だとアレルゲンが体に吸収されやすい状態となります。なので、離乳食を始める前にしっかり肌荒れを直しておくことが大事です。

また、もしアレルギーの症状が出たとしても、元から肌が荒れている状態だと症状が出たのかどうかの判断が付きにくくなってしまう可能性もあります。

離乳食開始後

しっかり加熱する

これは、アレルゲンの中には加熱するとアレルギー症状が起きにくくなる性質のアレルゲンもあるためです。離乳食で卵を初めて食べさせる場合は固ゆで卵をとされているのはこのためです。

少量ずつ与える

もしアレルギーを持つ食材であっても、ごく少量であれば体に出る症状がわずかで済む場合もあります。

口周りの保護

これも経皮感作の防止のためです。口周りに厚めにしっかりとワセリンやプロペトを塗ってから離乳食を開始します。

食後のスキンケア

経皮感作もですが、普通に食べ物が肌に付着したままだと肌が荒れてきます。息子も、離乳食を初めてしばらくすると、口周りに赤いぷつぷつとして湿疹がたくさんでき始めてしまいました!食後は口周りをしっかり拭き取っていたのですが、それでは不十分だったようです。食後、顔周りをぬるま湯で洗い流すようにしていたらすぐに湿疹はなくなっていきました。キレイにした後の保湿を忘れないようにしてあげてください。

 

アレルギー食材にはどんなものがある?

食材の中には、アレルギーが出やすいものとそうでないものがあります。

食物アレルギー症状を引き起こすこと食品のうち、とくに発症者数や症状の重症度が高く、表示する必要性の高い食品7品目を「特定原材料」として定め、食品衛生法で表示を義務づけています。

また、20品目を「特定原材料に準ずるもの」として、可能な限り表示するよう推奨しています。

以下にその一覧を載せます。

特定原材料
えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生

特定原材料に準ずるもの
あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さ け、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン

 

載せますといっても、以上の食品以外にもアレルギー発症の可能性が高い食材は他にもあります。また、それらを覚えておいて推奨月齢が何カ月からで・・・なんて、とても覚えきれる量ではありませんよね。

だけど、安心してください!それを助けてくれるすごく便利なアプリがリリースされています!!

ステップ離乳食-時期にあった食材や食べさせ方や赤ちゃんのアレルギー記録も

ステップ離乳食-時期にあった食材や食べさせ方や赤ちゃんのアレルギー記録も

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このアプリ、離乳食を始めるなら必須と言ってもいいくらいの便利アプリで、離乳食の時期別に食べられる食材とまだ食べられない食材が一覧で表示されます。

アレルギー食材であれば、食材の一覧の中にわかりやすく目印が付いています。

それだけではなく、お子さんが食べたことのある食材を記録しておくことができます!なので、この食材食べたっけ??ということがなくなります。

このアプリを知るまでは、ネットでいつから食べてもいいのかを調べたり、食べてなんともなかったらクリア食材としてノートにいちいち記録したりしていたのですが、調べる・記録するが1つのアプリで完結するようになりました✨あと、なんと共有機能が付きました!これでパートナーに子供のアレルギーの有無や食べたことがあるかどうかを共有することがでるようになりました。

 

アレルギーは怖いですが、過度に怖がらずに正しい知識を持って楽しく離乳食を進めていっていただければと思います。ではまた!

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