毎日毎日自分が作ったご飯を食べていると、「人が作った美味しいご飯が食べたーい!!!」と、なりませんか?
「人が作ってくれたご飯って美味しい…。」子供が産まれてから暫くはまったく外食はせず、夫と3カ月の息子と親子3人で外食をしたときは、それはそれはご飯がとても美味しく感じました。それが、たとえフードコートだとしても…。初めての家族での外食はフードコート内のモスバーガーでした(笑)
初めての外食は赤ちゃんも親も緊張してハードルが高くなってしまうものです。でも、一度行ってしまえば、そのあとは驚くほどハードルが下がっていきます。今では2歳になる息子と最低週1回は外食して面倒な食事作りから解放されてリフレッシュしています!
とはいえ、初めての外食は何かと気を遣うもの。お店選びやどんなものを準備していけばいいのか頭を悩ませます。そこで、お店選びやポイントについてと事前準備についてを2回に分けてまとめていきたいと思います!
お店選びと時間帯等のポイントについてはこちら記事でまとめていきます。
お出かけ前の準備はこちら

赤ちゃんとの外食はいつごろから?外食が楽な月齢は??
では、実際に生後何か月からなら外食はOKなのでしょう?そして、外食しやすい月齢はどのくらいなのでしょうか??
生後1ケ月
生後1か月の1か月検診の後から外出がOKになるのが一般的で、外食するのも可能となってきます。ですが、この頃の赤ちゃんはまだ免疫力も低いですし、初めての場所と経験に赤ちゃんも産後で不安定なお母さんもストレスを感じやすくなります。外食するとしても、短時間でさっと済ませるようにします。
生後3か月
首が座った3か月頃からならそれほど気を遣わず外食できるようになります。この頃はまだ離乳食が始まっていないので赤ちゃんが食べるものに気を使わなくてもいいので気楽に外食できます。
生後5~7か月
5か月過ぎて、離乳食が始まったら赤ちゃんの食事にも気を遣うようにしていきます。離乳食の初期であればそれほど赤ちゃんも食事に執着しないので、これまでと変わらず自分たちの食事を済ませられるでしょう。また、まだ2回食であるかと思いますので、外出の時間を離乳食の時間に被らないように調整もしやすいです。
生後8か月~1歳ちょっと
この頃になると離乳食もだいぶ進んでいて、3回食になってきます。離乳食の時間が外出の時間と被ってくるので子供も一緒に食事をとることになると思います。さらに行動範囲の広がっている子供はじっとしていられなくて、親の食事どころではなくなる子も多くなってきます。そして、この期間は、いろいろと食べられるようになってはきていますが、まだ何でも食べられるわけではなく、子供の食事に気を使います。私は、一番外食しづらい期間だったと思ってます。
この時期に外食をするのであれば、それなりの事前準備をして臨みます!
1歳半以降
1歳を超えるとかなり食べられるものが増えてきていて、親の食事の取り分けやお店で用意されているキッズメニューなんかも食べられるようになってきますし、子供も落ち着いて食事をするようになっているのでだいぶ外食が楽になります。ただ、離乳食の進み具合は子供によって違ってきます。お店を選ぶときに、普段の食事から子供が食べられそうなものがあるかどうかを確認してから入った方がいいでしょう。
外食時の気を付けるポイントやお店選びについて
続いて、実際に外食をするお店選びやポイントについてです。
全期間を通して
お店選び
☑ 喫煙可のお店でないこと
最近は全席喫煙のお店は居酒屋さん以外ほとんど見ませんが、赤ちゃんを守るために大事なことなのでしっかり確認してください。
☑ 未就学児の入店ができるお店であること
そんなお店に私は入ったことはありませんが、おしゃれで落ち着いた雰囲気のお店ならば、子供が起きている時間帯でもあり得ますので、確認しておきます。
☑ おむつ交換台があること
意外と見落としがちですが、おむつ交換のことも忘れずに!おしっこくらいであれば食事を終えてからおむつを替えてあげればいいですが、ごはんを食べた後は腸が活発になり低くない確率で子供がうんちをします。大型の商業施設内のお店であれば、大抵の施設で授乳室やおむつ交換スペースが用意されているのであまり心配はいりませんが、小さな路面店や個人営業のお店だとおむつ交換台を用意しているお店の方が少ないくらいではないでしょうか。おむつ交換台がなさそうであれば、お店の人に直接おむつを交換するためのスペースがあるかどうかを確認する必要があります。
タイミング
☑ 混み始める前の時間帯が狙い目!!
お店が混んでいると、離乳食を食べる子供も食べない子供の場合でも、何もしない時間が長くなってしまうとしびれを切らして騒ぎだしたり落ち着きがなくなってきます。お店が混み始める前に入店して食事をさっと済ませてお店を出る方が無難です。
我が家では、息子が2歳の今でも昼食なら11時、夕食なら18時までには入店するようにしています。この時間で入店待ちを経験したことは今のところ皆無です!お店を出る12時頃には入店待ちのお客さんの列が…。親の食事の時間を子供に合わせてしまった方がずっと楽だと思います。今では入店待ちストレスが無いので、この時間の方が快適だと思っているくらいです。
生後1か月~6か月
5,6か月の赤ちゃんは外で離乳食を食べないとして話を進めていきます。離乳食を一緒に食べるのであれば、8か月~の項をご覧ください。
まだ、ねんねだったり、寝返りが出来るようになったばかりだったり、動けるとしてもずりばいくらいの行動範囲の狭い頃ですね。
お店選び
☑ 赤ちゃんを寝させるスペースがあるか?ベビーカーでの入店ができるか?
ねんねの赤ちゃんであれば動きまわることもありませんので、ベビーカーで席まで連れていけるお店であればとっても楽です。座敷のお店であれば、おくるみにくるんで寝かせておくこともできますね。
寝返りやずりばいで少し動くことができるようになってくると、おそらくずっとベビーカーの上に固定されていると動きたくなってくるでしょう。個室の座敷席であれば好きに寝返りしたりずりずりして遊ぶことできるので親達たちはのんびり食事をすることができます。
☑ 母乳育児なら、授乳スペースがあるか?
お店の中や外に授乳スペースがあることを確認します。もし無い場合、お母さんに抵抗がなければ授乳ケープをしての授乳でもいいのですが、お店の雰囲気によっては授乳しづらい場合もあるかもしれません。
☑ ミルク育児なら、調乳用のお湯が用意できるか?
ミルク育児の場合、ミルクの時間は大体決まっているかと思います。食事の時間に被るのであれば、お店でミルクの調乳用のお湯がもらえるか確認しておく方がいいです。店外に調乳用のお湯が置いてある施設であれば、あらかじめ調乳しておいてからお店に入れば、お店の人に手間を掛けさせなくて済みます。
タイミング
☑ お昼寝中または機嫌がいい
お昼寝中ならベストです!しかし寝てから1時間も経っていればいつ起きてもおかしくないです。できれば寝入った直後を狙います。我が家では寝させるために、しばらくベビーカーで無駄にうろうろして寝かしつけた後、お店に入っています。飲食店街を、どのお店に入ろうか探しながらベビーカーでうろうろして寝かしつけると一石二鳥です。
全然寝てくれない!というときは、せめて機嫌が良い時を狙います。こまめに気にかけて声を掛けたりしていれば、そうそう機嫌も悪くならずに食事できるかと思います。
生後7か月~1歳ちょっと
離乳食が進んでいるこの時期は、どうしても外出時間中にいつもの離乳食の時間が被ってきてしまいます。なので、離乳食をどうするかがキーになってきます。親が食べているところを見て「自分も食べたい!」とならない子であれば、先に子供の離乳食だけ食べさせて親だけ後で食事をとるのでもいいですが、そうでなければ一緒に食事をするようになってくると思います。
お店選び
☑ ベビーチェアが用意されているか?ベルトが付いているか?
離乳食を食べる用のベビーチェアがあることを確認します。意外とあるのですが、ベビーチェアが置いてあっても、ベビーチェアにベルトが付いていない椅子を置いているお店があるので注意が必要です。お店側からしたら、ベルトは布製なのでお手入れの手間を考えるとベルトが付いていないものを選んでしまうのもわからなくはないのですけどね…💦
☑ ベビーフードの取り扱いがあるか?離乳食の持ち込みがOKか?
忘れてはいけない離乳食です。まず、お店によってはベビーフードの取り扱いがあるお店もあります。ファミリーレストランのデニーズ・不二家・回転寿司屋のかっぱ寿司では実際に取り扱いがあるのを確認しています。調べると、他にも取り扱いがあるお店があるようですよ。しかしながら、全月齢分の離乳食が置いてあるわけではないので、こちらは事前に確認が必要です。
対象月齢のベビーフードが置いていない場合やベビーフード自体取り扱っていない場合は、家から持って行ったり、事前にベビーフードを買って持ち込むことになります。しかし、基本的に飲食店に飲食物を持ち込むのはマナー違反とされています。取り扱いがない赤ちゃんの食事であれば許可してくれるお店が多いとは思いますが、持ち込みNGなお店もありますので確認しておきましょう。
タイミング
☑ いつもの離乳食に近い時間
いつも離乳食を食べている時間になるべく近い時間にしてあげてください。いつもと違う環境・いつもと違う生活リズムになると赤ちゃんにかかるストレスも大きくなってしまいます。お腹が空いて機嫌が悪くなる可能性も大いにあります!我が家では、1時間以内を目安に親の食事の時間に近づけて、一緒に食べていました。
1歳半以降
この頃になれば気にしなければいけない点もかなり少なくなってきます。持ち込み用の離乳食を事前に準備をしなくても良くなってくるので外食が楽になってくる頃ですよ!
お店選び
☑ 子供が食べられるメニューがあるか?
食べられるものがかなり増えてきていますが、子供向けのメニューが置いてあったり、子供向けメニューがなくても親の食事から取り分けができるメニューがあるお店を選びます。お店のメニューを食べさせる場合、食べなれているもの・食べたことがあるものを選ぶ方がいいです。
食べたことがない食材が使われているものは、まずアレルギーの有無が分からないので避けたほうがいいです。
食材は大丈夫で、お子様向けメニューであっても食べなれていないものは食べてくれないこともあるので注意が必要です!一度、お子様メニューのピザをチャレンジしましたら、息子の口には合わなかったようで、ご飯があるのに食べられずで非常に荒れてしまい散々だった経験があります。皆様は是非とも気を付けてください。
おすすめ飲食店
最後に、子連れ外食で行ったことがあるお店でおすすめだと思うお店をいくつかご紹介させていただきます。
・回転寿司屋さん
我が家は自宅近くにかっぱ寿司があるので頻繁に行っていて、月に一度は行っていると思います。かっぱ寿司はアプリから予約を行うこともできるので、混む時間にお店に到着したとしても待ち時間が少なくてとても助かります。回転寿司屋さんはお寿司以外にもうどんやラーメン・魚の唐揚げ・枝豆といった子供が食べやすいメニューが意外に多くて意外と子連れ外食に適しています。
・なんといってもファミレス
ファミリーレストランというくらいですから、子供に配慮されていて、周りも子連れ客が多く、とても居心地がいいです。
・商業施設内の飲食店
ショッピングモール等の商業施設には、大抵の場合授乳室やおむつ替えスペース等の赤ちゃんのお世話に必要な設備が整っていることが多いです。そこに入っている飲食店であれば、何かあっても店外に出れば何とかなるので安心できます。飲食店の種類も様々なので、子供の食事選びにも困りません。
・フードコート
私自身がフードコートは好きではなかったので、産前あまり行ったことが無かったのですが、子連れになるとフードコートは子連れ外食に最適な場所だと気づかされました。産後の息子との外食デビューはフードコートですし。なんといっても、多少泣かれても大丈夫なくらいフードコート内は騒がしくて、産前苦手だったその騒がしさが子連れだと逆に安心できました。そして、たくさんのメニューから選ぶことができるので、子供の食べられる物を見つけることもできますし、持ち込みもOKでごみ箱もあるので離乳食の空き箱を捨てて帰ることもできます。1歳まではフードコートの利用率は高めだったかもしれません。
・番外:持ち帰り・ドライブスルーもおすすめ
お出かけで疲れてご飯を作る気力はないわ。でも外食してから帰るほどの元気も残っていない…。そんなときは、持ち帰りとしてお弁当を買ったり、車ならドライブスルーで注文するのもおすすめです。お出かけの帰りの車内で子供が爆睡していてもドライブスルーなら起こすことなく食事を用意しつつ家に帰りつくことができます。
お店選びやポイントについては以上です!たくさんあるような感じはしますが、探してみると意外とたくさんあります。気楽にどんどん子供と外食しましょ!
続いて準備編に続きます!!