ベビーフードは手抜きじゃない!ベビーフードのすすめとアレンジ方法

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こんにちは!いなほです。

ベビーフードは手抜きなのではないか?ちゃんと手作りするのが愛情。そんなことを思っていませんか。私は、全く思っていないと言えば嘘になります。

手作りするのが愛情とは思いませんが、赤ちゃんに食べさせる前に味見をしたのですが、ベビーフードって意外と味が濃いんですよね。ずっと薄味を心掛けてきたのに、こんな味の濃いものを食べさせて大丈夫なの?というのが本心でした。味の濃さは、塩分ではなくだしの濃さだと聞きますが、それでも少し気になります。あと、正直私にはあまり美味しくはないです…。

そんな感じで、私もベビーフードを使用するのに少しだけ抵抗がありました。

ですが、全く使わないというのももったいないです!私は、ベビーフード1パックをそのまま離乳食のメニューとして子供に出すのは外出時くらいで、家ではひと手間加えることが多かったです。そして、これが大事なことなのですが必ず家にストックすることをおすすめします。

ベビーフードのおすすめポイントとそのまま出すだけではない私のベビーフードの活用方法をご紹介します。

おすすめポイント

防災備蓄として絶対必要

おすすめというか、絶対家に常備しておいて欲しい理由がこれです。防災備蓄はお家にご準備されていますか?お水や大人の食事は既に用意されているかと思いますが、産まれた赤ちゃんの食べ物のことは忘れていませんか?

災害時、3日分の食事は自分の家に用意しておくのが必須です。赤ちゃんの分の防災用備蓄として、ベビーフードをしっかり用意しておきましょう。

といっても、ベビーフードは月齢別に分かれて売られています。防災備蓄だから全く手を付けない!とすると、ついつい見直しを忘れてしまって月齢にあっていないベビーフードを用意していることになりかねません。なので、ベビーフードはローリングストック法で備蓄しておくことをおすすめします。

ローリングストックとは、非常食を定期的に消費し、使用した分を補充していくという備蓄方法です。

こうすれば、月齢にあったベビーフードを買い足すことができるので、月齢にあっていないベビーフードしかない状態を回避できます。

そして、適宜消費していく必要があるので、ベビーフードを使用する大義名分ができます(笑)

食材の大きさ・固さを知る

離乳食を進めていくと、食材の切り方やどれだけ柔らかくなるまで煮ればいいんだろう?ということに必ず悩むことが出てきます。

ベビーフードは、使用している食材を月齢にあった大きさ・固さになるように調整して作られています。なので、一度べビーフードをよく観察して参考にすることができます。

外出時の赤ちゃんのごはん

1回食の頃は、離乳食の時間を外出の時間から外せば済むのですが、それが2回食・3回食になってくると、どうしても外で離乳食を食べさせなければいけない場面が出てきます。

離乳食期の赤ちゃんのメニューを置いているお店はほとんどないため、家から持っていく必要があります。手作りしたものをタッパーに詰めて持っていくのもいいですが、あのトロトロの形状の離乳食を上手に運べる自身が無かったのと、水分が多い食事には菌が繁殖しやすいため食中毒が心配でそれはやりませんでした。

となると、頼れるのはベビーフードです!今は主食とおかずが分かれたお弁当タイプのベビーフードなんかもありますので、お出かけ用のベビーフードも家に常備していました。

手軽に鉄分摂取ができる

赤ちゃんはお母さんから鉄分を貰って体の中に蓄えてきてから産まれます。しかしその蓄えた鉄分はおよそ9カ月頃には底をついてしまうそうで、そのころから離乳食で意識的に鉄分を摂取することがすすめられています。赤ちゃん教室なんかでは鉄分接種の方法として鶏レバーを教えられるのですが、下ごしらえしてペーストにするのがものすごく面倒です!!面倒だからと、レバーペーストをあまり作らず赤ちゃんに与える頻度が少なくなってしまっては意味がありません。

そんなときでも、和光堂さんなどからお湯で練って使う粉末タイプのレバーペーストが売られています!ほかにも、レバー入りのベビーフードも売られていてますので、積極的に使って上手に鉄分を補ってあげてください。

粉末タイプのレバーペーストの使用方法はまた後でご紹介します。

赤ちゃんが離乳食を食べてくれないときに

うちの息子はそんなことはなかったのですが、離乳食を食べてくれないお子さんはいます。いつ食べるかもわからなくて捨てるだけの離乳食なんて悲しくて作ってられませんよね。でも、急に食べるようになるかもしれないので、離乳食を時々形だけでも出してみるのも大事です。それならば、お手軽なベビーフードを出してしまいましょう。私の息子が食べない子だったら絶対にベビーフードに頼っていたと思います。

知り合いの先輩ママさんがやっていましたが、1パックを3回くらいに小分けして、1食1/3ずつを離乳食として出します。そうすれば1日100円程度の出費でお財布にもそれほど響かないし、1食量が少なくてもどうせ食べないから。とのこと…。

私のベビーフード活用方法

ベビーフードの必要性感じてきていただけているでしょうか?次は、ベビーフードを使用することの罪悪感を少しでも減らせるように、私のベビーフードの活用方法をご紹介させていただきます。

味が濃ければ野菜やお粥を足してみる

もぐもぐ期頃によくやっていた方法なのですが、味が少し濃いよなーと思っていた私は、一度に1パックを食べさせるのではなく、1パックのうち半分にお粥を混ぜて食べさせ、残りの半分は冷凍保存するという方法をとっていました。これなら味も濃くなく、味付けに変化をつけることができます。

かみかみ期頃の9カ月~のベビーフードになると、ご飯などの主食が入っていないおかずタイプベビーフードが多くなってきます。こちらもやはり味が濃く、またやたらと水分が多いのが気になっていたので、冷凍庫にストックしている離乳食用に下ごしらえしてある野菜を足して1パックの半分をおかずとして食べさせていました。

味付けに使用する

かみかみ期の離乳食ストックを作る際に、味付けで悩むようになりました。この頃から少量の味付けをするのですが、味といっても和風・中華風・コンソメ味・トマト・ホワイトソースで毎週作っているとマンネリしがちです。そんなときに、美味しそうなベビーフードをまるごと一袋を味付けとして入れていました!ほのかに味が付き、使った食材以外にベビーフードの栄養素も足され、息子の食の進みも良かったように思います。

ベビーフードおやき

かみかみ期の手掴み食べが始まったころのお昼の離乳食はほぼ毎日これだったのですが、7カ月~のベビーフードが余ってしまって使い道に悩んでいるときに見つけた方法がこちらです。

7カ月~のご飯が入っているタイプのベビーフードに軟飯を同量混ぜ、フライパンに薄く伸ばして焼くというものです。ベビーフードだけだと水分が多すぎて上手に形が作れなくて焼けませんが、軟飯を足すことでちょうどいい固さになり焼けるようになります。ほのかな味のついて、少しカリッとした部分のあり食感が楽しいご飯のおやきが簡単に出来上がります。

あと一品!足りないときに

3回食が始まると、離乳食ストックは作っても作ってもすぐになくなってしまいます。毎週末作り置きしていたのですが、週末が近づくにつれストックがなくなってきた…。そんな時に、おかずの一品として半分だけベビーフードにしたりしていました。そして、使わなかった分は冷凍しておいてまた次の日の離乳食にでも出してしまいましょう。全部をベビーフードにするのではなく一品だけですので、それほど抵抗は感じなかったです。

蒸しパン+レバーペースト

息子はレバーの香りが苦手なようで、ものすごく丁寧に下ごしらえした手作りレバーペーストは食べたのですが、雑に作ったものは匂いが気になったのか食べてくれませんでした。また、粉末タイプのレバーペーストも同様に食べてくれませんでした。

買ったレバーペースト粉末が残ってしまっている。どうしよう…。と考えた末の活用方法です。

[材料](3~4食分くらい)

  • ホットケーキミックス:100g
  • 牛乳:100cc
  • 粉末レバーペーストスティック:1本

[作り方]

  1. 耐熱容器の中に材料をすべて入れ、よく混ぜる。
  2. 耐熱容器にふんわりラップをかけ、電子レンジ600wで2分30秒ほど加熱する。
  3. 荒熱が取れたら耐熱容器から取り出し切り分ける。今食べない分はラップでぴっちりくるんで冷凍保存してください。

スティック1本くらいであれば意外に匂いも気にならず、息子はぱくぱく食べてくれました!調子に乗って2本に増やしたりしたのですが、息子は少し匂いが気になったのか食が進みが悪かったです。心配な方はかぼちゃやサツマイモなんかの甘い食材を混ぜたりして紛らわせてみてください。

手掴み食べにもピッタリですので、かみかみ期の朝食や昼食におすすめです。我が家では、不足しがちな鉄分とカルシウムが同時に取れるのでかみかみ期の後半くらいのおやつとしてよく食べさせていました。

さいごに

ただ単にベビーフードといっても、いろいろな活用方法があります。使わずにお母さんお父さんが疲れてしまって、離乳食作りが嫌になったり作れなくなってしまっては元も子もないです。必要な栄養素を取るためにも、長い離乳食期を楽しく進められるように、使ったら手抜きだなんて思わず積極的に使っていきましょう!