こんにちは。いなほです。
前回、歯科ケアの話を書きました。その中で、歯医者の話も触れさせていただきました。

我が子も2歳3か月の頃に歯医者デビューを果たし、それから3カ月毎に通い今までに3回歯医者に行っています。
「歯医者には連れて行った方がいいのかもしれないけど、実際何をするのか不安…」と思われる方もいらっしゃるかと思いますので、その時の様子をレポートさせていただきます!
1回目から3回目までのレポートなので少々長くなるかもしれませんがお付き合いくださいませ。
1回目(2歳3か月)
息子は2歳3か月頃が歯医者デビューでした。
息子を歯医者デビューさせる歯医者は、私が定期健診で通っているかかりつけの歯医者さんです。私の定期健診の際に、「2歳の子供がいるんだけどそろそろ定期健診した方がいいかな?」と聞いたところ、「2歳になったら是非ウチに来てください!2歳から歯医者に慣れておいた方がいいですよ!!」と言われ、その日のお会計の時に息子の歯医者の予約をし、当日も安心して歯医者に連れていくことができました。
受付
歯医者は全体的に清潔感があり、受付にはキッズスペースがあったり内装もところどころに子供向けの装飾がしてあり、家族で通いやすそうな歯医者さんです。
初めての場所で緊張している息子は、院内に入っても私にべったりで抱っこでした。その頃の息子は場所見知りのため、病院に慣れる時間が必要と思い予約時間より15分ほど早く病院に行きました。
受付を済ませ、問診票を書いたり生活習慣シートを記入したりします。その間も息子は抱っこでしたが、すぐ近くのキッズスペースに興味深々。でも怖い…。やっぱり抱っこ。っていう感じで、問診票を書く間はずっと抱っこのままでした。生活習慣シートは、就寝起床時間・飲食の時間・歯磨きの回数や方法についてを記載します。
問診票を記載し終わり受付に提出すると、しばらく待機でした。その間に息子も慣れてきたのか、私の元を離れキッズスペースで遊びだしました!そこは完全予約制で待ち時間はほとんどないはずなのですが、この日は診察室に入るまでの待機時間がかなり長かったです。もしかしたら、病院に慣れるまで待つようにしている病院の配慮のなのかもしれません。
診察室へ…
そして診察室へ呼ばれます。男の先生だと怖がる子供が多いからと、女性の歯科衛生士さんが対応してくれました。
「診察台へどうぞ~」と言われますが、我が息子、診察台に乗りたがりません💦まだ一日目ということもあり、私の膝の上に座らせて口の中の状態を見るだけにしようとなったのですが、私の服に顔をうずめて口を開けてくれそうになく今にも泣きそうな雰囲気でした💦💦実はちょっと前に耳鼻科で耳垢をとったのですが、そこでは体と顔を3人がかりでがっちり抑えつけられて大泣きした経験があったので、その日のことを思い出して警戒していたと思われます。
さあ困ったぞと思っていたところに、衛生士さんが歯ブラシと歯磨きジェルを出して、「歯を磨くだけだよ~。バナナは好き??」と声をかけてくれました。歯磨きジェルは家で使っているものと同じチェックアップジェル(バナナ味)だったので、それを見た息子の警戒心が一気に薄れていったのがわかりました。
これです。
いつも使ってて良かった~と思いました。
衛生士さんに大きなお口を開けて歯磨きをしてもらいつつ歯の状態をチェックしてもらいます。どうやら虫歯も無くきれいな歯だそうです!よかった!!
虫歯のチェックも大事ですが、歯医者トレーニングも兼ねての健診です。息子の様子を見た衛生士さんがまだ大丈夫そうと感じ、次は診察台へ誘います。歯磨きでたくさん褒められて気をよくした息子は診察台へ一人で座ることに成功しました!が、仰向けになるのには抵抗があったようで、この日は診察台の上で座るところまででした。そこで、また歯ブラシと次はさらにフロスを行います。
その様子を見た衛生士さん。ガンガン攻めます。まだ大丈夫そうだと、次は歯ブラシではなく、機械を持ち出し、「これで磨いてみよう~」と。あの、歯を削ったりするあれです。先端を歯の掃除用のスポンジみたいなのに替えてウィーンとして見せます。さすがに無理じゃないの?💦と焦ったものの、息子はおとなしく口を開けて以外にも大丈夫でした。ウィーンの怖さを知らないからでしょうか。
あとは、歯磨きとフロスの仕方を教わり、最後に衛生士さんではなく先生に虫歯のチェックをしてもらいこの日は終了です!男の先生でしたが、この時にはもう大丈夫でした!!
息子の手の甲に「よくできました☆」のスタンプを押してもらい診察室を後にします。
お会計(といっても医療証を提出しているので無料です)と次の予約を済ませた後、ご褒美にガチャガチャ用のメダルを1枚もらいます。ガチャガチャをして、この日はご機嫌で帰宅しました。
帰路に着く途中、息子から「楽しかったねー」とのお言葉をいただきました。
2回目(2歳6か月)
1回目の歯医者から3か月後、2回目の定期健診を受診します。
前回「楽しかったねー」と言っていた息子ですが、3カ月も前のことなので覚えてないかもしれないなぁ。上手にできている様子を写真撮っておけばよかったなぁと思いましたが、撮っていないものは仕方ありません。
この日は私の体調が悪く、歯医者へは代わりに夫に付き添ってもらいました。
出かける息子に、歯キレイキレイしてもらってきてね。と声をかけておきます。
夫談ですが、
なんと、この日は息子のみ診察室に入ったそうです!!!夫は待合室で待機です。前回診察台に乗らたがらず冷や汗をかいた私ですが、夫はずいぶん楽そうで(若干恨めしく思いま)した。楽なものだと思わないでほしいですね!
診察室に入って前回と同じく歯のチェックと掃除が行われていたと思われます。しばらくした後、夫が呼ばれて診察室に入り、歯磨きの仕方の指導が行われたそうです。
以下指導内容です。
いつもの歯磨きに加えて以下を行ってくださいとのことでした。
- 前歯の間はフロスを行う ⇒ 隙間が狭く歯垢がたまりやすい
- 両奥歯の奥を10回磨く ⇒ 歯が生えてくるところをきれいにしておく
- 下前歯の内側を縦に磨く ⇒ 歯垢がたまりやすい
夫は余裕があった様で写真を撮って送ってくれました。
待合室でパチリ。
診察室でパチリ!
診察台に仰向けになってて驚きました。前回は私と一緒でも嫌がっていたのに…。一人だと意外とできる子みたいです。
この日も手の甲にハンコを押してもらい、ガチャガチャをして終了です。
3回目(2歳9か月)
2歳9か月。3回目の定期健診です。
朝、息子に「今日は歯医者だよ」と声をかけると「やったー!!!」とわくわくしている様子。着替えも順調に進み、まだご飯も食べていないし私の支度も何も済んでいないのに玄関前に待機していました(笑)どうやら歯医者は楽しいところだとインプットされたようで、歯医者トレーニングの効果を実感した朝でした。
歯医者に到着し受付を済ませ、いつも通り生活習慣シートを記入します。その間、息子はキッズスペース遊びを満喫しています。
診察室に呼ばれますがなかなか行きたがりません。キッズスペースにおもちゃが多すぎるのも考え物ですね…💦歯科衛生士さんが出てきてくれて、一つだけおもちゃを持って行ってもいいよと声をかけてくれて何とか診察室へ向かいます。
今日は歯垢の染出しをして磨き残しのチェックをするとのことです。なんだか、普通に処置できていることにびっくりです。この日は待機している間、特にやることもなかったので時間経過を記録してみました。
35分
息子1人で診察室へ。歯の状態のチェックや染出しの処置が行われています。長い…。
50分
診察室へ呼ばれて染出して赤くなった息子の歯を確認しました。あまり磨けていない所に歯垢が残っているので赤く染まっています。下奥歯の内側に赤い所が目立つ様な気がします。
どうやら下奥歯の内側と上奥歯の外側の仕上げ磨きが不十分な様です。苦手な部分の磨き方のアドバイスを受けます。
前回も前々回もフロスをするように言われていましたが、週に1回くらいしかできていないこともバレました💦再度、上前歯の間をフロスするように言われます。。。
55分
私は退室し、息子は残りの歯をきれいにお掃除してもらいます。
00分
歯の掃除が終わった息子が部屋から出てきます。「ぴっかりーんだよ!」とイーをして見せてくれます。待合室で待っていた他の人たちが、息子が一人で出てきたところを見て少し驚いている様子でした(笑)歯科衛生士さんから虫歯がないことなど伝えられます。
診察室から出てきてしまいましたが、息子の歯ぎしりがすごいことを質問しました。「この頃の歯ぎしりはストレスとかよりも生理的なものなのでまだ心配いらないですよ」とのことでとりあえず一安心。本当は他にもいろいろ質問したいことがあったのですが、この日は忙しいようで質問をする隙がありませんでした。また次回質問しようと思います。
この日の磨き方アドバイスです。
- 下の奥歯の内側:舌で歯ブラシを押し出してきて磨きにくいようなら、舌の下に歯ブラシを潜り込ませて磨く
- 上の奥歯の外側:指で頬を軽く広げて確実に歯ブラシを当てて磨く
- 上の前歯:1回でもいいからフロスを通す。とにかくフロス!!
言われたその日からフロスをし忘れ2日後くらいにフロスをしたのですが、歯垢がしっかり取れてました。歯医者できれいにしたばかりだからと油断していましたが、フロスはしないとダメなんだな!と思いました。それからは少なくとも2日に1回はやるように気を付けています。できれば毎日が良いんですけどね!!
実は、検診に行く前頃は、最近息子の口が匂うわ…😨と思っていて、アドバイス通り磨くようにしてみたら口が匂わなくなったので適切なアドバイスが受けられたのだと思います。匂わなくなった分、虫歯予防につながっているのでしょう!息子が通う保育園でも歯科検診は定期的に行われているのですが、歯医者で診てもらって直接話を聞くのは大事なのだなと実感した3回目の検診でした。
余談ですが、一番直近であった保育園の歯科検診では、泣いてしまう子供たちが大勢いる中、泣かずに検診を終えられたそうです。これも歯医者トレーニングの成果なのでしょうか。
さいごに
歯医者に行く前は泣くんじゃないか。ちゃんと口を開けていられないんじゃないかと心配でしたが、行ってしまうと意外に余裕でした!対応してくれた歯科衛生士さんが驚いていたので、きっと息子は割と慣れるのが早い方だったと思いますが、そこはお子さんの様子に合わせて進めていただけると思います。
歯医者選びでは子供にも丁寧に対応してくれるところが良いですが、行ってみないとわからないのが難しいところだとは思います。そして、3カ月に1回の頻度で通い続けるので家から近いこともかなり重要なことだと思います。子供向けで評判が良くても遠かったら定期的には通えないですからね…。
私の個人的な考えで一概には言えませんが、キッズスペースすらない歯医者は幼児の扱いに慣れていないのではないかと思います。まずは近所でキッズスペースもある歯医者で子供の歯科検診が受けられるかを聞いてみた方がいいかと思います!
私自身も半年に1回ですが歯科健診を受けているので、子供と一緒に検診が受けられたら一度で済んで楽だなー♪などと夢見ています。
さいごに注意店ですが、今回は歯医者で受けた実際のアドバイスを掲載していますが、これはあくまでも息子の歯の場合ですので、他の子供にも当てはまるものではありませんのでご注意ください。
ではまた!