こんにちは!いなほです。
離乳食の悩みで、私の周りやSNSなんかでよく聞くのが「子供が離乳食を食べてくれない!」というのが最も多いのではないでしょうか。残念ながら、我が息子は食べるタイプのため、食べるためアドバイスはできないかもしれません。しかしながら、息子は食べるタイプとは言え、食べないことも多々ありました。そして、食べなくなる時には理由があることもありました。
全く子供が離乳食を食べなければ、何が原因なのかのヒントも得られないかもしれません。食べる子供が食べなくなる時の理由が、離乳食を食べないことの原因のヒントになればと、食べなくなった原因別にその時の出来事をランキングでご紹介します!
食べなくなった理由ランキング!!
第1位 これは危険物!!
食べなくなる理由で最も多かった理由は、「目の前にある食べ物が危険物と判断された」です!一度危険物とみなされたおかずは、その食事の間は一切手を付けられることはありませんでした…。
何があったかというと、食べ物を喉に詰まらせかけたんですね。手づかみ食べを始めた初期くらいのことです。出汁で茹でた大根を5mm程度のいちょう切りにして手づかみ用のおかずとしていましたが、まだ上手に噛み切れずちょっとした拍子に飲み込んで喉に詰まりかけました💦何度かえづくことで直ぐに吐き出すことができましたが、怖かったんでしょう(私も怖かったです!)。その後、大根も他の食事にも手を付けなかったです。
そして、これが原因なのか、おぇっとなることに敏感になり、海苔とか麺類をあまりよく噛まずに飲み込もうとして、その時に少しでおぇっとなると食べなくなるというあまりよろしくないことになっています(おにぎりに海苔を巻いたりしたいし、麺類のカットも最小限にしたい!)。よく噛みなさいよ…と言ってもまだそこまでよく言葉もわかりませんからね…。
喉に詰まらせかけるのは少し極端な例かもしれませんが、他にも離乳食が熱かったとか冷たすぎたとか辛くて痛い思いをしたとかも原因として考えられます。以前は食べていたのに急に食べなくなった。なんてときは、その直前に子供にとって何か嫌なことがなかったかを思い出してみてください。
第2位 食べ物と判断していない
食べなくなる理由ではないかもしれませんが、初めて出したおかずに全く手を付けないことが時々あります。固形物・餃子・海苔・稲荷ずしetc. 息子の場合は何かで巻く系が多かったかもしれません。
出したとき息子の中では「これは食べ物?食べても平気??」という気持ちがあったのでしょう。私が食べるところを見せると、食い入るように見ていました。そして何事もないことがわかると、息子も食べ始めていました。
これ、旦那さんあるあるでもあるみたいなんですけど、よくわからない食べ物は食べないっていうのと同じですね。
息子はもうすぐ2歳になるのですが、いろいろと自分でできるようになっていて、初めての食べ物で、見た目で食べ物と判断できないときは私や夫に「あーん」をして食べさせて確認をしてくるようになりましたよ(笑)
離乳食食べてくれない!となると、いろいろな食べ物だったり見た目を工夫したりしてあれこれ試してみるかもしれませんが、あまり凝らずに毎日似た形状のおかずを出し続けてみたほうが良いこともあるのかもしれません。そして、目の前で同じものを食べて見せてあげてください。
第3位 食感が嫌!
ただ単に好みではない食感の場合
この原因は相当私の頭を悩ませました!微妙な食感の加減で受け付けなくなったりするので、どこからどこまでがセーフなのかを探っていた思い出があります。
息子の場合は、柔らかい固形物が嫌いで、未だにどこまでセーフだったのかよくわかってませんが、どうもはんぺんくらいの固さがピンポイントで嫌いなようです。なので、お豆腐を多めに入れたふわふわの豆腐ハンバーグは口に入れるなり吐き出していました…。お肉多めの食感がしっかり目のハンバーグは食べるので、味ではなくやはり食感が原因だったのだと思います。
離乳食の進み具合にあっていない食感の場合
また、食感に関しては離乳食の進み具合によっても調整する必要があるみたいです。
離乳食は、開始から何カ月くらいでお粥は〇倍粥にとか離乳食本やサイトには書いてあると思いますが、必ずしもそれが自分の子供に当てはまるとは限らなさそうです。
息子の場合、モデルケースよりも進み方が少し早かったようで、モデルケースのまま進めていたら日に日にお粥の食べが悪くなってきていました。離乳食に慣れてきて飽き始めたのかな?と思っていたのですが、まだ10倍粥を食べていた6カ月の始め頃、ついにお粥を食べさせると仰け反って起こるようになったので、試しにと一気に7倍粥にはせずに8倍粥に進めてみました。すると不思議とまたお粥を食べ始めてくれて、やっぱり食感が嫌だったのだなと感じた出来事でした。
だんだんと食べが悪くなるようでしたら、離乳食を少し進めてみてもいいかもしれませんね。
逆に、全然食べない場合は離乳食を開始するには早すぎたとも考えられます。また、1週間後くらいに再チャレンジしてみてください。
第4位 具合が悪い・お腹がすいていない
ずばり、「お腹が空いていないから」という理由は結構ありそうな理由です。
息子が食事を半分くらいしか食べないときは、決まって体調を崩しているときです。子供は風邪をひいていても、多少であれば元気に遊びまわります。一見元気そうに見えても食欲は落ちていることもあります。いつもより食べが悪かったら体調が悪くないか観察してみてください。
また、授乳と離乳食のタイミングでお腹が空いていないタイミングも食べないでしょう。特に、ミルクと違って間隔を空けずに好きなだけ飲ませてあげられる母乳だと、空腹の時間が少なくて離乳食のタイミングが難しくなりそうです。
子どもが離乳食を食べないときには断乳するべき?
母乳育児をしているお母さんが、離乳食を食べない子供に悩んで断乳を考えたりもするみたいですが、個人的にはそれはやめた方がいいと思っています。
断乳をして空腹になったからといって、必ずしも子供が離乳食を食べるようになるとは限りません。もしかしたら断乳することで食べるようになることもあるかもしれません。しかし、断乳してそのまま離乳食も食べない状態が続いてしまったら栄養が取れなくなってしまいます。少し間隔を空けたりして、空腹の時間に慣れるようにしてあげられればいいですね。
さいごに 離乳食の時間は楽しい雰囲気で
「離乳食の時は楽しい雰囲気で」離乳食本やサイトにはよく書かれていることです。私もそう思います。もし、離乳食のたびに怒られたり・自分が食べないことでお母さんやお父さんがイライラしているのが分かったら、子供にとってそれはとっても苦痛なことだと思います。私も経験があります。怒られながらの食事は味がよくわからないし、本当はガツガツ食べたいのに縮こまって食べたりしていて本当に嫌だったことを思い出します。
もし、食べなくても、母乳やミルクで栄養は摂れます。2歳まで離乳食を食べなかったなんていう話も聞きます(しかも保健師さんのお孫さん)。でもみんな元気に育っています。
いろいろ食べない理由を書いてきましたが、どれにも当てはまらなければ、興味が無いだけかもしれません。
子供は好奇心の塊です。今はまだ、ただ単に離乳食に興味が無いだけかもしれませんが、親が食べているところを毎日見ていたら必ず興味を持つはずです。近いうち必ず食べるようになるので、離乳食作らなくてラッキーくらいの気持ちで気楽に待ってみてはいかがでしょう。