こんにちは!いなほです。
皆さんは普段の食事に冷凍野菜は使用していますか?
私は、今ではじゃんじゃん使っています!!
私は、ワーキングマザーとして平日は仕事をして帰宅したら息子を保育園に迎えに行ってと、なかなか食事作りに時間が取れませんがそんな忙しい働く親の味方が冷凍野菜ですね!
と言っても、実は私は息子の離乳食が始まるまで冷凍野菜って使ったことがありませんでした…(なんともったいない)。
それは、冷凍野菜を使うことに抵抗があったからなんですね。ましてや離乳食になんて!って思ってました。使い始めてから、母に冷凍野菜を使っていることを話したら渋い顔をされましたしね💦
そんな冷凍野菜なんですが、いざ使ってみると、冷凍野菜のなんと便利なことか!しかも、冷凍野菜にはたくさんのメリットがあります。
毎日の子育てに忙しいお母様・お父様には是非冷凍野菜の良さを知っていただいて活用していただければ思います。
使い始めたきっかけ
冷凍野菜に抵抗があった私がなぜ冷凍野菜を使うようになったかなんですが、これには背に腹は代えられない事情がありました。
息子が離乳食の後期に入るくらいの頃なんですが、その年の冬は記録的なほど野菜が不作だった年でした。
そのため野菜の値段が全体的に高騰しまして、白菜1玉800円とかブロッコリー1株400円とかで家計に大打撃を与えていた時期でした。今思い出しても恐ろしい時期です…。
離乳食期の子供に肉や魚や豆ばかり食べさせるわけにもいかず、なるべくいろんな種類の野菜を買いたいが買えない。何かないかとスーパーをウロウロ。。。
そこで目についたのが冷凍野菜です。
なるべく国内生産の冷凍野菜ミックスを選んで一つ購入してみました。
お値段はブロッコリーの半分くらいの値段で、冷凍野菜ミックスなのでブロッコリー・カリフラワー・人参・インゲン・ヤングコーンといろんな種類の野菜が一袋に入っていてお買い得!
この記録的な野菜の高騰を凌ぐには、もうこれしか無い!!というくらいの衝撃的な出会いでした(笑)
それがきっかけで冷凍野菜に出会い、決して大げさではなく今ではなくてはならい存在にまでなりました。
この年は冷凍野菜が売れたことでしょう。
冷凍野菜のメリット・デメリット
お値段につられて冷凍野菜を買いましたが、冷凍野菜にはメリットがたくさんありました!メリットとして実感したことと調べたことを交えてデメリットも併せてご紹介したいと思います。
メリット
メリットその1:下ごしらえが不要の手軽さ
冷凍野菜は、基本的に不要な皮は剥いで、適当な大きさにカットしたものを下茹処理した後に急速冷凍されます。なので、解凍すればそのまま食べることができてしまいます!
これは、もう生の野菜なんて使えないよ!というくらいのメリットです。
ほうれん草や小松菜なんかの葉物野菜は土が付いていることが多く、その土をきれいに落とそうとすると、大き目の容器に水を張って水の中で振り洗いするのがいいのですが、とても面倒。ほうれん草は茹でるのも難しく、上手に下処理しないとえぐみが残ってしまうことがあります。そんな工程が一気に省けるなんて、素晴らしいですよね✨今思うと、前はそんなことしてたのか!て思ってしまいます(笑)
冷凍ほうれん草か冷凍小松菜は常に冷凍庫に常備していて、そのままお味噌汁にぱらぱらーっとすることが多いです。便利!
子供が幼児食になった今はあまり常備していませんが、離乳食期はかぼちゃも常備していました。電子レンジで温めてそのまま食べさせたり、軽く潰して豆腐と和えたりしていました。簡単!
メリットその2:値段が1年を通して安定している
使い始めたきっかけがこれなんですが、冷凍野菜はその野菜の旬の時期にたくさん採れる野菜を冷凍しています。
加工費や冷凍保存の費用はかかるので、その時期の旬の野菜に比べたら割高になるのかもしれませんが、旬ではない時期も含めた1年を通して常に同じ価格で手に入れることができます。
このおかげで冬の野菜高騰の中でも安く野菜を入手することができました。需要の拡大で多少高くなったかもしれませんが、生鮮野菜よりも格段に安かったです。
記録的な野菜不作でなくても、時々野菜の値段は上がります。そんなときは、冷凍野菜を検討してみてください。
メリットその3:季節外れの野菜を買うより栄養価が高い場合がある
メリットその2でも書いていますが、冷凍野菜は旬の時期に採れた野菜を冷凍加工しています。
野菜というのは基本的に旬の時期が一番栄養価が高くなります。また、今は冷凍技術が進歩しているので冷凍で失われる栄養価はほとんどないと言われています。(デメリットに記載しますが、加工時に失われてしまう栄養素はあります。)
ということは、夏野菜の旬の時期の栄養素をそのままに冬でも同じ栄養素を摂ることができるということです。
デメリットその1:失われる栄養素もある
冷凍野菜は栄養があるの??と、誰でも疑問に持つかと思いますが、残念ながら失われてしまう栄養素も存在します。それは、水溶性のビタミン類でビタミンC・ビタミンB群・葉酸などです。ただ、水溶性の栄養素は、水に溶けるため茹でる段階で減ってしまいます。なので、生の野菜を家で加工しても同じく失われてしまうものなので、生と冷凍で栄養に違いはないのかもしれません。
デメリットその2:生産地や生産者が曖昧
冷凍野菜の購入を迷う理由はこれが一番大きいのではないでしょうか。私も外国産の冷凍野菜の中には未だに抵抗があるものもあります。
冷凍野菜の、野菜生産から加工まで流れには大きく分けて4種類あると思っています。
- 国内産の野菜を使用して国内加工
- 外国産の野菜を使用して国内加工
- 外国産の野菜を使用して外国で加工(日本メーカー)
- 外国産の野菜を使用して外国で加工(外国メーカー)された商品を輸入して国内販売
パッケージ裏を見ると野菜の原産地や加工工場についての情報が記載されているので大体わかるのですが、生産地は記載されていても国までです。国内産の野菜なら県止まりですね。
そんな感じで、生産地が曖昧となってしまいます。
私は、上記の生産加工ルートなら買うのは1か2にしています。高校生の頃のバイト先では3の冷凍野菜を扱っていたのですか、なんというか、トラブルが多かった気がします。ずっと前の話で、世界的に食の安全について叫ばれている今ではそんなことは無いとは思うのですが、こればっかりは気持ちの問題でしょうか
冷凍野菜を使った究極の時短
冷凍野菜に目覚めてから、離乳食期は毎週のように冷凍野菜を買っては実践していた方法です。
それは、冷凍野菜ミックスを使って離乳食ストックを作る方法です!それでは作り方です~
レシピ目安:離乳食中期の後半くらいから完了期まで
[材料]
- 冷凍野菜ミックス
- 魚または肉
- 調味料
[作り方]
1.冷凍野菜ミックスを水を沸騰させたお鍋で柔らかくなるまで茹でる
2.フードプロセッサーで細かくする
大きさはその時の月齢に合わせてください。上記の写真ので、だいたい7~8か月くらいの頃でしょうか。
3.お鍋に戻してお肉や魚を入れて月齢に合わせた調理
お肉や魚は別で用意していて、離乳食の都度組み合わせて調味をする方だったらこの工程は必要ないです。
私はいつも魚や肉を入れた後、味付けが必要ない時期だったら出汁を含ませたり、トマトジュースでトマト味にしたり牛乳を入れてシチューっぽくしたりして、最後にとろみをつけていました。
4.小分けにして冷凍
5食分の離乳食用のストック野菜ができました。この時は味付けをしていないみたいですね。このくらいだと、冷凍野菜ミックスも1/3袋くらいだと思います。
以下、献立の一例です。
右上の青いお皿にの野菜のトロトロ煮が、冷凍野菜ミックスを使った離乳食です。白身魚を加えていて出汁で調味したものです。
息子は大ぐらいで、作っても作っても離乳食の冷凍ストックは減っていき、作るのがとても大変でした。そんな私を確実にすくってくれていた方法でした。
冷凍野菜を再冷凍しても問題ないのか?冷凍野菜の使用上の注意点
冷凍野菜を使って離乳食を作ることは全く問題ありませんが、次に気になってくるのは、上記のようにたくさん作って再冷凍するのは問題ないのか?ということだと思います。
私は、調理の方法を間違えなければ全く問題ないと思っています。
以下のことを守っていただければ問題ないと考えています。
冷凍のまま加熱調理すれば、雑菌が混入する隙など発生せず、生野菜を調理した場合となんら変わりません。調べると、冷凍野菜の再冷凍は止めましょうとか出てくるのですが、それは自然解凍した場合や解凍したけど調理せずに再度冷凍保存する場合です。
それでも、少し不安になりまして、食の専門家がいるパルシステムさんに聞いてみました。
なぜパルシステムかというと、パルシステムでは、yumyumという赤ちゃん・キッズ専門のカタログがあるのですが、その中に「まとめ作ってラクラク!フリージングミックス」といコーナーがありまして、その中でパルシステムの商品を使った冷凍離乳食ストックのレシピを紹介しています。そのレシピの中に、冷凍野菜を使っているレシピも紹介されています。なので、冷凍野菜使った離乳食を再冷凍してもいいの??とそのまま聞いてみました。冷凍のまま十分加熱調理すれば大丈夫!という回答をいただけましたので、調理方法や冷凍野菜の扱い方を間違えなければ問題ないと思います!
上記の記載のデメリットの中に、生産地が曖昧というのがありましたが、それが心配な方にはパルシステムを始めとした生協の冷凍野菜もいいかもしれません。私は冷凍ほうれん草の愛用者です。