離乳食作りにはハンドブレンダーが便利!離乳食以降もまだまだ使える!!

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こんにちは!いなほです。

今回は、ずっと書こう書こうと思っていたけど書けずにいた、ハンドブレンダーの話です。なぜ書けなかったかというと、ハンドブレンダーはこれから離乳食を始める人には絶対におすすめしたいアイテムだからです!!!

是非、一人でも多くの方におすすめしたいけど、はたして私の拙い文章力でハンドブレンダーの魅力が読んでくださる方々に十分伝わるのか…との心配をするがあまりなかなか書くことができませんでした💦

私が離乳食の調理器具としてハンドブレンダーを選択した経緯や使い勝手、どんなメニューを作るのに向いているかをまとめていきたいと思います。

少々長くなるかもしれませんが、お付き合いいただければと思います。

私がハンドブレンダーを選んだ理由

まずは、なぜ私がハンドブレンダーを購入するに至ったかの理由をご紹介していきます。もちろん使うまで、心配なことなんかもありました。購入を躊躇していた時期もありました。その購入をためらっていたいた理由なんかもお話しできればと思います。

一度に食材の裏ごしが大量にできるらしい

離乳食を作るにあたり、最初に直面する問題がこの裏ごしです。こし網で漉したり、すり鉢ですり潰したり、おろし金ですりおろしたり…。

いやいやいや。

そんなの毎回やってられないでしょう。というのが離乳食の勉強をしているときに思っていたことです。調べていると、どうやら「ハンドブレンダーが便利だ」という話が、ちらほら目に入ってきます。そこで初めて、ハンドブレンダーが離乳食の調理器具の候補として上がってきました。

しかし、ハンドブレンダーには軽い不信感がありまして(笑)、正直購入をためらっていました。

その理由は、

本当に食感が残らず完全に食材を撹拌することができるのか???

という不安があったからです。

だって、もし、一生懸命裏ごししたりすり潰した食材と同じく滑らかなペースト状になってなくて、それで食べてくれないなんてことがあったら元も子もないですからね。

おすすめしている人たちの感想を信じるしかありません。

アタッチメントを変えれば用途はハンドブレンダーだけじゃなかった!

ハンドブレンダーには、以下のようなアタッチメントが標準で付いています。

そして、オプションとして、下のようなフードプロセッサー用のアタッチメントと、泡だて器のアタッチメントなんかがあります!!

フードプロセッサーや泡だて器は、実家ではどちらも使っていて、結婚して家を出た後では購入の優先度としては低く、まだ持っていない調理器具でした。

ですが、実家ではフードプロセッサーは頻繁に使っていたし、お菓子作りも割と好きなので泡だて器の使用頻度も高めでした。

結婚してからは頑張ってみじん切りしたり、パウンドケーキなんかの焼き菓子はメレンゲではなくベーキングパウダーで膨らましてたりしたのですが、やはり時々は「メレンゲを使ってスフレチーズケーキ焼きたいなー」と思ったり、「みじん切りめんどくさい」「ニンニクのみじん切りは手が臭くなるから嫌だわ」とか思っているところでした。

一石二鳥どころか一石三鳥なんてすごい!!!ということで、一気に購入する方向に気持ちが傾いていきます。

私が買ったフードプロセッサーのアタッチメントは普通にみじん切りができるものですが、ほかにも千切りや薄切りができるタイプのフードプロセッサーのアタッチメントなんかもありました。こちらを選択しなかったのは、若干形状が複雑なため、洗浄に手間がかかりそうだったからです…。ずぼらなもので、清潔を保てるか不安がありました(^^;

そう、ハンドブレンダーの購入不安要因として、

洗浄・お手入れの手間がどれだけかかるか分からない

というものがありました。ずぼらなので手間はなるべく省きたいんです。。。

 

作れるのは離乳食だけじゃない!(夫の好物が野菜ポタージュ)

これは、購入する理由というか、夫に購入を納得させるための理由です(笑)

ハンドブレンダーを購入する理由が離乳食を作るためだとしたら、少々高い買い物に感じるかもしれません。ハンドブレンダーに期待する一番大きな作業としては裏ごしがありますが、裏ごしが必要な期間は、離乳食を初めてせいぜい2カ月程度です。

もし、夫が購入に難色を示していても、私は働いているので自分のお小遣いや貯金から出して買えばいいのですが、「また無駄遣いして…」みたいな白い目で見られるのが嫌なので、金額に見合う価値を掲示するために、離乳食作るだけじゃないよ!!!というのを協調したく、「夫君の好きなポタージュスープも簡単に作れるから家でも作れるようになるねぇ」と、言ってみたりしてました。

離乳食作りで使用するのにハンドブレンダーを購入したいが、購入を躊躇する理由として、

離乳食以外にも使えるの??

という理由が多いですが、その点では我が家では大丈夫そうでした。

離乳食以外にもハンドブレンダーの使い道は多そうで、アタッチメントを変えればさらに使い道が広がるので離乳食以外にも使う予定が十分ありそう!!ということで購入に至りました。

 

こうしてハンドブレンダーを手に入れたわけですが、ハンドブレンダーの不安要素として以下の点がありました。

  • 食感が残らず完全に食材を撹拌することができるのか?(離乳食の裏ごしの代わりとして使えるのか?)
  • 洗浄・お手入れの手間が大変?
  • 離乳食以外の使い道は?

この不安要素がどうであったかを踏まえて、使い勝手やお手入れ・保管方法、作れるメニューを語っていきます。

 

使い勝手は?食感は問題ない??

私が使っているのはブラウンのハンドブレンダーです。

ブラウンのハンドブレンダーは、ロックを解除してからトリガーを引くことでモーターが回転します。

ロック中です。上のLEDライトが赤く光っています。コンセントに差すとこの状態になります。

上部の全体を押すとロックが解除されます。解除時間はおよそ1秒程度で、その間にトリガーを引きます。

また、ブラウンのハンドブレンダーはトリガーの引き加減で低速~高速と加減することができます。

目一杯引いて高速

少しだけ引いて低速

最初はロック解除からトリガーを引くまでの間にまたロックされてということがありましたが、すぐになれました。最初はロック解除の手間が少し面倒と感じていましたが、誤作動や子供のいたずら防止には必要な機能で、安全性にも配慮されていることが、子供が大きくなって勝手に引き出しを開けたりできるようになった今ではありがたく感じます。

 

それでは人参のペーストを作っていきます!

火を通した食材と適度な水分が入った容器にハンドブレンダーを入れます。

写真の分量は、柔らかく茹でた人参1/4本に対してゆで汁を大さじ1程度です。

そして、スイッチオン!時々向きを変えて、ガーっ!!!!と10秒くらい。

たったこれだけです。

写真はハンドブレンダーに付属されていた透明の容器です。深いので周りに飛び散ることがありません。

硬ーい人参でも柔らかなペーストが出来上がります。

10倍粥もこの通りとろとろです。大さじ1のお米で炊いた10倍粥の撹拌時間は高速でおよそ5秒程度です。一瞬で裏ごしが終わります!

離乳食が進んできて少し食感を残したいと思っても大丈夫です。

撹拌時間を短くすればツブツブ感を残すことも出来ます。

写真のお粥は同じく10倍粥で、撹拌時間は1秒程度です。一瞬!!

ガッ!と、撹拌すれば終わってしまいます。

心配なら低速で様子を見ながら撹拌することも出来ます。

 

心配していた食感ですが、ほとんど心配いりませんでした。

少し不安に感じることがあったのは、コーンです。コーンの皮が意外と厚くて、よーく撹拌しないとざらざらとした感じが残ってしまいました。よく撹拌する必要があるといっても、5分や10分撹拌が必要なわけではなく、2,3分程度撹拌すれば気にならないくらいの食感にすることができます。

ここで1つ注意点です。

炊飯器で炊いたお粥をブレンダーで撹拌する際ですが、お釜にブレンダーを直接入れて撹拌しないようにしましょう。

洗い物を増やしたくなくて、ついついやってしまいたくなりますが、ブレンダーの先端は金属製なので炊飯釜の内側に施されているフッ素加工を傷つけてしまう可能性があります。

同じ理由で、テフロン加工されたお鍋に直接ブレンダーを入れるのもやめておきましょう

 

お手入れや保管法

次に気になるのがお手入れ方法と保管方法です。

洗浄

まず、洗浄に関してですが、ハンドブレンダーを使用した場合、洗う必要があるのは

  • ブレンダーの先端部分
  • 容器

だけです。

ブレンダーの先端に食材が詰まって洗いづらいか?というとそんなこともありませんでした。容器に水を入れてブレンダーで撹拌すればあらかたの汚れは落ちてしまいますので、ほかの食器と同じ感覚で洗うことができます。

心配していた洗浄に関しては、全く問題ありませんでした。

一度裏ごしを経験しましたが、むしろ裏ごし用の漉し網を洗う方が大変というのが正直な感想です。

保管と出し入れ

続いて保管に関してです。

ハンドブレンダーの口コミを見ていると、「収納や出し入れが面倒でだんだん使わなくなっていった」というものを見かけることがあります。これに関しては、工夫次第でどうにかなるかな?と思います。

我が家では、こんな感じで引き出しに立ててしまっています。

これは、シンク下の引き出しで一番開けやすく取り出しやすい場所に、使うものをセットで保管しています。使用頻度の少し低いフードプロセッサーと泡だて器のアタッチメントはまた一段下の引き出しです。

コード付きのタイプはコードを束ねておかないと引き出しの中でぐちゃぐちゃになりがちですが、私はコードを束ねる手間すら省きたいので、100均の書類立てに本体をしまった後に隙間にコードを押し込んでしまっています。ですが、見た目すっきりでちゃんと収納できてますね!

使いたいときは取り出してコンセントを差してスイッチオン!で使うことができ、その間一歩も動くことなく使えるように保管場所を工夫しました。しゃがんだり背伸びしないと取れない場所だとまた面倒になると思います。

作業台とコンセントの近くに保管場所を工夫しておくと、出し入れが面倒になることもなくおすすめです。

 

離乳食以外の用途

裏ごし期間が終わってもスタメン離乳食調理器具

離乳食以外と言っておきながら、裏ごしが必要な1~2カ月以降も離乳食で使えますよ!!というお話です。

みじん切り

これはフードプロセッサー用のアタッチメントを使った場合です。

フードプロセッサーでできることといえば、そう!みじん切りです。

裏ごしが必要なごっくん期の次は、もぐもぐ期です。食材の形を少しづつ大きくしていって、ペーストから小さいみじん切りへと形状を変化させていきます。この小さいみじん切り、包丁でやると大変なのですが、フードプロセッサーを使うとこれまた一瞬で終わります。

こんなに小さくても直ぐに終わってしまいます!

写真は茹でた人参とブロッコリーと玉ねぎを一緒にフードプロセッサーにかけて野菜ミックスを作っているところです。

包丁で切った時と違い、まな板から切った食材がポロポロ落ちていって調理台がぐちゃぐちゃになるということもありません。

撹拌時間を短くすれば大きめのみじん切りも可能で、かみかみ期もカバーできます!

実は、離乳食は裏ごし期間よりもこのみじん切り期間の方が長く、フードプロセッサーはかなり重宝します。

離乳食期でも離乳食以外でも作れるメニュー5選

野菜ポタージュ

一番作っているメニューです。と、いうか、現在2歳の息子の朝食には野菜不足を補うためにほぼ毎日野菜ポタージュを出しています。

離乳食時期に大活躍!野菜ポタージュスープで野菜を食べよう
野菜を食べてくれなかったり一度にたくさんの食材を簡単に食べることができる野菜ポタージュのすすめ。レシピと野菜ポタージュ向きの野菜をご紹介します!

ハンバーグやつくね(フードプロセッサー)

離乳食でも幼児食でも大人ご飯でもお世話になるメニューです。玉ねぎのみじん切りから他の材料を混ぜるところまでフードプロセッサー用アタッチメントを使うので洗い物が最小限で済んでしまいます!!

スムージー

子供には野菜スムージーはさすがに不評でしたが、私がよくお世話になっていました。

手作りマヨネーズ

タルタルソースを作るときとか、マヨネーズを大量に使うときに作ります。

ペースト(ブレンダー&フードプロセッサー)

離乳食以外の大人向けのペーストには、粒を残したいときもあります。そんな時は、フードプロセッサータイプで様子を見ながら回転させれば好きな塩梅のペーストが作れます。

こちらはそら豆ペースト。ニンニクを効かせておつまみに。

離乳食でお世話になるレバーペーストだって作ることができます。

メニューじゃないけど便利な使いどころ

カレー用の玉ねぎ

カレーに使用する玉ねぎは3個とかで結構多めです。それを全部みじん切りするとすごく大変なので、フードプロセッサーに任せています。

卵の泡立て

これは、泡だて器のアタッチメントでもいいですが、メレンゲほど泡立てるわけではないので標準のブレンダーのアタッチメントでもいいです。

オムレツの卵をブレンダーで少しふっくらするくらいに撹拌してから焼くと、スフレオムレツができちゃいます!

ふっくらさせた卵に牛乳とホットケーキミックスを加えて焼けばふわっふわのホットケーキが焼けます✨

大量のにんにくみじん切り

ニンニクのみじん切りは手が臭くなります…。私はそれが嫌なので、我が家では定期的にニンニクのみじん切りをたくさん作って、小分けにして冷凍庫にストックしています。使いたいときにすでにみじん切りになっているニンニクは非常に重宝していますよ。

 

ハンドブレンダーの選び方と商品

ハンドブレンダーといっても、コードの有無やアタッチメント・付属品の種類で選び方も変わってきます。

 

多機能タイプ

我が家で使っているのは、ブラウンのフードプロセッサー(コード付きのタイプ)で、アタッチメント次第でフードプロセッサーにも泡だて器にもなり1台で4役をこなすというものです。お値段も比較的安価なので、個人的におすすめ商品だと思っています。

フードプロセッサーのアタッチメントが、みじん切り以外にもスライス・千切り・こねるができて、1台で7役こなすというものです。
私は、付属品があまり多くなると管理しきれなくなるので4役のMQ735を選びましたが、見ていると便利そうな感じがしますね。ピザ生地作りで大変な、”こねる”機能は使ってみたいです。
ブラウンさんは他にも1台5役の氷を”砕く”機能の付いているタイプもあります。このタイプはミキサーみたいな感覚でも使えると思います。
コードレスタイプ

コードが邪魔!という方には、断然コードレスタイプがおすすめ。

ただ、コードレスタイプの方がコード付きのタイプに比べて値段が3倍くらい高めになってしまうようです。

私は充電の間、出しっぱなしにして油の飛び跳ねとかホコリを気にするのが嫌でしたし、出しっぱなしにするだけのキッチンの余裕が無いので、使うときだけ取り出すコード付きにしました。

もし、キッチンが広くて出しっぱなしにする余裕があれば、出しっぱなしにすることを考えられているビタントニオにするかなぁと思います。でも高い…。

 

必要最小限タイプ

フードプロセッサーは持っているから最小限のものでいいという方はこちらがおすすめ。

ブレンダーと透明の容器だけのセットです。

他にも、このタイプは1000円台からでもあるので、裏ごし期間だけ乗り切りたいという方はこのタイプがおすすめです!

 

さいごに

長くなりましたが、ハンドブレンダーについては以上です。少しでもハンドブレンダーの魅力は伝わりましたでしょうか???

最後に、私はブラウンのものしか使っていないのでブラウンのものを多めに紹介させていただきましたが、ハンドブレンダーは他のメーカーさんからもたくさん出ています。機能は大きく変わりませんし、デザインの好みもあると思います。いろいろ探してみて、皆様が納得のいく商品に出会えることを祈っています!

そして、離乳食だけでなく普段の食事に役立てて、どんどん時短していきましょう!ほかのブレンダーの使い道が見つかったらまたブログ更新させていただきます。

ではまた!!