こんにちわ!いなほです。
離乳食を始めるにあたり、用意しておかなければならないエプロンについてまとめてみました。
エプロンといってもその種類は様々で、タイプや素材の違いで着脱のしやすさ・カバーできる範囲・お手入れのしやすさが変わってきます。実は考慮すべき点がたくさんあるんです。
デザインだけで選んでしまうと、結局使わなくなってしまったり、決して大げさではなく3回の離乳食の時間が苦痛になる原因にもなってきてしまいます。
ありがたいことに、最近はデザインも機能性も良い商品がたくさん発売されています。ですが、そのたくさんのエプロンの中から探そうとすると時間がいくらあっても足りないし、悩んでしまいます。(育児を初めてから気が付いたのですが、どうやら私はエプロンひとつでもいろいろと調べてみないと気が済まない性格のようです。)
たくさんあるエプロンの中から選ぶときに、今の我が子と自分にとって必要な条件を絞り込んでいければ、ある程度選択肢も絞られてきます。その条件を絞り込んでいくために、エプロンのタイプや素材、お手入れの簡単さについて簡単にまとめてみます。また、その中で有名な商品もピックアップしていきますので、ご自身にピッタリなものを探してみてくださいね!
そんなわけで、早速紹介していきます!
タイプついて
まずタイプについてですが、大きくスタイタイプかスモックタイプがあります。
スタイタイプ
スタイと同じように首の後ろで止めて、胴体の全面をカバーするタイプのエプロンです。多くは、エプロンの下のほうに食べこぼしをキャッチするポケットがついています。
スモックタイプ
首の後ろで止めるのはスタイタイプと同じですが、こちらは袖がついています。胴体全面と肩から袖口までと広くカバーできるタイプです。
こちらもスタイタイプと同様、食べこぼしをキャッチするポケットがついています。
使用するのに適した時期
スタイタイプは、離乳食をあまり触ろうとしてこない初期~中期、上手に食べられるようになってくる完了期の後半くらいに使うのが向いていると思います。
というのも、離乳食に慣れてくると、徐々に離乳食に触ろうとしてくるようになります。後期くらいからは手づかみ食べを始めるお子さんも多く、そうなったらこのスタイタイプだけだと服(特に袖)が離乳食まみれになります。
それならばスモックタイプだけでもいいのか?と言うとそうもいかず、スモックタイプは袖を通さないといけないです。袖まで汚れもしないのに毎回毎回スモックタイプを着脱させるのはかなりストレスになってくると思います。
スモックタイプは、上でも書いていますが手づかみ食べが始まってくる後期~完了期前半くらいの使用が適していると思います。
袖がある分、着脱が少し面倒ではありますが、袖まで離乳食まみれになった服を全部着せ替える作業に比べれば数倍楽です。
素材について
布(綿・ポリエステル等)
まずは布製です。といっても、離乳食エプロンではすべてを布で作っているエプロンはタオルエプロンくらいで他には見たことがなく、表面か裏面に撥水素材を別につけている商品が多いです。
1つ目は、表面にEVA樹脂、裏側に綿素材が使われていています。肌に当たる部分の裏面が布製なのでビニールの冷っと感を感じなくていいと思います。表面が撥水素材なので、軽く汚れたくらいであればふき取るだけでも大丈夫なくらい汚れ落ちは良いです。
2つ目は、表面にポリエステル、裏面の胴体部分にのみポリウレタンのコーティングがされています。
表面が布製だと、よく洗わないと汚れが落ちないので、お手入れが少々面倒と感じます。ただ、服と同じ素材なので、子供は違和感なく着用してくれていました。
3つ目は、ポリエステル素材だけで作られているエプロンです。2つ目のエプロンもポリエステルでしたが、それとは違いビニールっぽいシャカシャカした撥水加工素材です。
シリコン・やわらかいプラスチック素材
全体がシリコンまたはやわらかめのプラスチック素材で出来たエプロンです。こちらは、スタイタイプがほとんどだと思います。
この素材のいいところは何といってもその汚れ落ちの良さです。お手入れの簡単さで言えば一番ではないでしょうか!ただ、素材が固めのものが多いので嫌がる赤ちゃんもいる様です。
このタイプで有名なのは、メイクマイディのシリコンビブとベビービョルンのソフトスタイですね。個人的にはシリコンビブのほうがやわらかくて扱いやすかったです。
ベビービョルンのスタイは2019年にリニューアルされて柔らかい色味になって可愛くなりましたね✨
ウェットスーツ素材
布のように柔らかく、ビニールやシリコンのように水を通さない素材です。私は使ったことが無いのですが、直接肌に当たるウェットスーツの素材ですから、肌当たりの良さで人気のようです。
水分を通さないという面では良さそうですが、お手入れのしやすさで言うと少し難ありな気がします。この素材はよく水分を吸収してくれるようなので、軽く洗うだけだと十分に汚れが落ちない可能性があります。ただ、洗濯機洗いができるので、洗濯する前のタイミングで食事ができれば問題ないかもしれません。
我が家で使っていたエプロン(時期別)
エプロンにはどんなタイプがあって、どんな素材のものがあるか分かったところで、次に我が家で実際に使っていたエプロンを使用感を交えてご紹介させていただきます!良かった点・悪かった点も交えてご紹介していくので、商品選びの参考にしていただければと思います。
離乳食初期・中期
スタイタイプの布製のものを使っていました。ベルメゾンで買いましたが、人気商品のようで欲しい柄は売れきれになっていることもしばしばありました。
調べてみると、楽天やAmazonでも売ってるようで、こちらの方が欲しい柄が買いやすいような…。
この商品の良い点は、なんといっても汚れ落ちの良さとお手入れの簡単さです。表面は汚れがさっと落ちるので軽く水洗いするだけでいいですし、裏面の綿素材の部分は薄いので洗った後にすぐ乾きます。外に干しておけば曇りの日でも次の離乳食の時間には乾いています。
また、洗濯機でガンガン洗っても乾燥機にかけても大丈夫な、丈夫な作りで1セット(3枚組)を買えば初期・中期の間は使いまわせるコスパの良さも魅力です。
悪い点といえば、布製のエプロンだと共通して言えることなのですが、下のポケット部分が表面と折り返した部分がくっついてしまってポケットとして機能しなくなることがあることです。ですが、この商品は折り返すことでポケットが立体的になるのでまだいいほうで、折り返さないタイプ(表面にポケットがついている)もあってそちらはポケットが開いてくれないので食べこぼしをキャッチしてくれません。このタイプを買うときはポケットの位置に気を付けて選んだほうがよさそうです。
離乳食後期
つかみ食べが始まったこのころは、スモックタイプの布製のものを使用していました。
赤ちゃん本舗で買った商品で、全体が薄いポリエステルでできたものです。
良い点は、撥水加工なので汚れ落ちも良く、非常に薄いので洗ってもすぐに乾きます。少しシャカシャカしますが、薄くて柔らいので着た時に動きを妨げたりはしないので違和感はなさそうでした。
悪い点は、良く洗ってあげないと、若干臭いが出てきてしまうことくらいです。私が適当だっただけかもしれませんが…💦
手づかみ食べの時期はほぼこちらの商品で昼食・夕食を乗り切っていました。朝は汁気が少ないものを出してパジャマのまま食べていたので、スタイタイプのエプロンを使用していました。朝はどうせパジャマから着替えるので多少汚れても気にしません!
このタイプは生地が固めの商品もあるので、店頭で実際に触って確かめたほうが安心だと思います。
離乳食完了期~今現在
手づかみ食べが収まり、今度はスプーンで食べたがる時期です。この頃には、手づかみだとしても袖がめちゃめちゃに汚れることは少なくなっています。なので、スタイタイプに戻りました。そして、布製のものからシリコン製のエプロンに乗り換えました!
シリコン製のエプロンは嫌がる子供がいると聞いていたので、少し心配でしたが息子は大丈夫でした!
良い点は、シリコン製のため汚れ落ちが良く、お手入れが簡単です。また、食洗器でも洗うことができます✨
布製の弱点であったポケットも、シリコン製のため立体的な形状が崩れにくくポケットとして食べこぼしをほぼ防いでくれます。
また、やわらかいためくるくると巻いてコンパクトにすることもできるのでお出かけにも便利です。
悪い点としては、食べこぼしポケットに水分の多い食材がたくさん入っていると、取り外したときにポケットが重みに耐えきれずバシャーっとこぼれてしまうことがあります。といってもよっぽどこぼさなければそこまでにはならないですし、危なそうな時は手で押さえて慎重に取り外せば大丈夫です!
お出かけ用
使い捨てのお食事エプロンも売られています。こちらは、赤ちゃん本舗で購入したものですが、表面が不織布で裏面に不透水性のシートが重ねられていて、水分を完全に防ぐことができます。また、不織布部分も結構水分を吸い取ってくれ、たくさん水分をこぼしても食べこぼしポケットの中が水分でタプタプになることはなかったです。離乳食初期~後期はお出かけの際はこちらを使用していて、完了期くらいからシリコンタイプのものを使用するようになりました。ただ、薄くて全然邪魔にはならないので、出かける先で外食の予定がなくてもいつエプロンが必要になるかわからないので、今でもお出かけカバンの中に常に入れておくようにしています。
おやつ用(1歳~)
我が家では、おやつの時はタオルエプロンを使用しています。おやつならあまり汚れないですし、コップのみで牛乳など飲んでこぼしたとしてもタオルだと水分を吸収してくれてあまり服が汚れません。
また、タオルエプロンだと首のところが輪っか状のゴムを通してあるだけなので、子供が自分でゴムを伸ばしてエプロンを付けることができます。多少練習は必要ですが、1歳過ぎたくらいであればだんだんと自分でできるようになってきます。この、自分でできることを少しづつ増やしていくためにおやつの時はタオルエプロンにしています。なぜ、おやつの時だけなのかというと、おやつの時は親の私たちの気持ちに少し余裕があるので子供の練習にゆっくり付き合ってあげることができたからです。
タオルエプロンは、手作りの場合はタオルを半分に折って、折り目から2~3cmの部分を直線で縫って、そこにゴム紐を通すだけでできます。作るのが面倒臭いわ・そんなの作る時間ないわという場合は、完成しているタオルエプロンが売っているのでそちらでもいいですね。
おわりに
エプロン紹介は以上です。エプロンといっても、いろんな種類や商品がありますね。。。
エプロンで離乳食の負担も変わってきます!是非、ご自身とお子さんに合うエプロンを探してください。