手づかみ食べが始まると、メニューを考えるのが大変ではないですか?結構手間ですし、レパートリーがおにぎりとおやきくらいしかない…。みたいな話をよく聞きます。そこで、私が息子の手づかみ食べ時期にお世話になった手づかみ食べレシピを、4回に分けてご紹介させていただきます!
今回は第一弾として、手づかみ食べを始めたばかりの頃のお子さん向けのメニューです。
息子が手づかみ食べを始めたばかり頃、食べ物を上手に噛み切れなくて、食パンでさえも「おぇっ」となってしまっていました。噛み切れないのならばと、すごく柔らかいおやきを用意したのですが、食べ物を掴む力加減をコントロールできなくておやきをぐしゃっと握りつぶしてしまい、手も顔も頭も机の上もぐちゃぐちゃ…。
まだ早かったのではと思い、手づかみ食べを止めて先に伸ばそうとしたのですが、どうやら息子は手づかみ食べがとても楽しいらしく、手づかみメニューがないと怒って食事どころではなくなってしまいました💦
困ったぞ、といろいろ考えて試したりしたのですが、この
食べても「おぇっ」とならないメニュー
というのがなかなか難しくて、メニューに悩んだ記憶があります。
同じ悩みを抱えるママ・パパへ、私が手づかみ食べの超初期に毎日のように食べさせていたメニューをご紹介します!
手づかみ超初期におすすめメニューレシピ
柔らかカリカリパン
柔らかとカリカリが共存する不思議なパンです(笑)
そこで、少し手間ではありましたが、食パンに一工夫加えていました。
[材料]
- 6枚切り食パン :半分
- バター :小さじ1/2程度
[作り方]
- サイコロ状に切った食パンに、全体的にやや湿るくらいに水をかけます。
- 熱したフライパンにバターか油を敷き、1のパンを入れます。全体的にきつね色になるまで焼いて完成です。
耳は焼くと固くなりますが、少し多めに湿らせれば問題なく食べられました。
湿らせたパンのためやわらかく、難なく歯茎で噛み潰すことができ、軽く握ったくらいでは直ぐにぐちゃぐちゃにならず、周りを焼くことで持った時にも手にくっつかず、手づかみ食べを始めたばかりの頃に大変おすすめです!
ぐるぐるサンド
こちらは少し固形に慣れてきた頃にチャレンジしてほしいレシピです。ご飯だけではなく、おやつにもピッタリです。
[材料]
- サンドイッチ用12枚切り食パン:2枚
- ペースト状の具 :適量
[作り方]
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- 台の上にラップを敷き、その上にサンドイッチ用の食パンを置きます。
- 食パンの上にペースト状の具を薄めに塗ります。
- 手前からラップごと少しずつ巻いていきます。
- すべて巻き終わったら、両端をねじって中のペーストの具とパンをなじませます。
- 食べるときに、キッチンバサミで一口大に切って完成です!
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中に入れるペーストとの具は、写真ではかぼちゃペーストを使用していますが、ペーストなら何でもOKです。コーンペーストやきな粉に水と少量の砂糖を混ぜて練ったきな粉ペーストものでも美味しくできます。
そして、まとめて作って冷凍しておくこともできます!
2枚のパンで挟むサンドイッチは食べるのにコツがいるので、こちらのぐるぐるサンドをおすすめします。ラップで包んでいるので、お弁当にもピッタリです。
焼きおにぎり風おにぎり
最後におにぎりです。おにぎりには、海苔を巻きたいところなのですが、海苔は意外に曲者で、とても噛み切りにくく高確率で「おぇっ」っとなります。かといって海苔を巻かないと手にくっついて、食べ終わった後が米粒まみれの悲惨なことになってしまいます…。
そこでおすすめしたいのが、焼きおにぎりです。
[材料]
- 軟飯:食べる分だけ
- ごはんに混ぜ混む具(しらすや青のり):適量
[作り方]
- ご飯に、シラスや青のりを混ぜ込んで味を付けます。味がついてないご飯を食べてくれるお子さんであれば(うらやましい!)、ご飯そのままでももちろん大丈夫です!
- ご飯を一口大に握ります。私はディッシャーを使って一口おにぎりを作っていました。
- オーブントースターで表面を軽く焼いて完成です。カリッとするまでではなく、乾いた手で持った時に手にくっつかなくなるくらいまででOKです。
全く手にくっつかないわけではないのですが、ご飯そのままに比べると雲泥の差があります。そして「おぇっ」とならないので、あまり飲み込む力がない手づかみ食べ初期の頃におすすめのご飯メニューです。
手づかみ食べを始めた初期の頃におすすめレシピでした。最初は飲み込む力が弱くて心配ですが、直ぐに上手に飲み込めるようになります!紹介したメニューで手づかみ食べの練習を進めてみてください!