以前、こちらの投稿で初めて梅干しを漬けた話を書きました。

買った梅の中に、一部まだまだ青い梅がありましたので、その梅を使って甜菜糖の梅シロップを作ってみることにしました!
なぜ甜菜糖なのかと言うと、
梅シロップは通常氷砂糖で漬けるものと思っていましたが、残った青梅の量は約500gで氷砂糖の必要量も500g。近くのスーパーでは、氷砂糖は1kgの単位でしか売っていなかったので、氷砂糖が半分余ってしまう…。
氷砂糖は特に使い道ないしなぁ。と思って調べてみたら、梅シロップは氷砂糖じゃなくても砂糖ならなんでもいいらしいです。ということで、いつも家で使っている甜菜糖で漬けてみることにしました。
甜菜糖には天然のオリゴ糖が含まれていて、梅シロップにすればオリゴ糖がそのまま摂取できます。息子は便秘とまではいきませんが快便ではありません。定期的に梅シロップで作る梅ジュースを飲んで快便を目指したいです!
また、甜菜糖は氷砂糖や白い精製された砂糖と違い、ミネラルなどの栄養素も含まれます。また、梅はクエン酸を含むため夏の暑さで疲れた体にもいいですね。実は梅シロップって、夏に最適の食べ物なんじゃないでしょうか!!?
梅シロップを作ってみよう!
それでは作り方です!
[材料]:1リットル容器1回分
- 青梅:500g
- 甜菜糖:500g
- リンゴ酢:100ml
梅シロップにはお酢を入れるレシピと入れないレシピがありますが、お酢を入れると雑菌の繁殖を抑える効果があるらしいので、初めて作るので念のため入れました。
[作り方]
1. フォークで梅に数カ所穴を開けます。
これは、梅のエキスを抽出しやすくするためです。
2. 穴を開けた梅を冷凍庫で一晩度凍らせます。
これも梅のエキスを抽出しやすくするためです。
3. 穴を開けて凍らせた梅を容器に入れます。
4. 砂糖を少し入れたら容器を揺すって砂糖を下に落とします。砂糖が落ちたらまた砂糖を容器に入れてを繰り返して砂糖を分量分全部入れます。
5. リンゴ酢を容器に入れます。
6.時々揺すって、冷暗所で1ヶ月保管して待ちます。
先に梅を容器に入れてから砂糖を入れるのは、梅と梅の間に隙間ができるので容器を揺らしてあげれば自然と砂糖が下に落ちて、結果バランスよく梅と砂糖が容器に収まってくれます!
1リットルサイズの密閉容器を使ったのですが、最初に梅を容器に入れてみたらその時点で容器がいっぱいに!💦到底砂糖は全部入らないと思いながらも砂糖を入れてみたら梅と梅の隙間はかなり大きいようで、どんどん砂糖が下に落ちていきます。この工程がとても楽しかったです(笑)
ちなみに容器はこんな感じの普通のガラス瓶です。
1リットルサイズはピクルスを漬けたりとか、ニンニク醤油を漬けたりとか、庭の虫よけのための唐辛子の焼酎漬けとか…大きすぎないのでいろいろな用途に使えて重宝します。
梅シロップの経過
2日目
漬けた日の翌日の様子です。1日でかなり砂糖が溶けていますね!梅のエキスが早く出てくれるように穴をあけたり凍らせたりしたのが良かったのでしょうか。
3日目
またその次の日には砂糖がほとんど解けています!砂糖よりも梅の方が比重が軽いので上の方の梅が表面から飛び出てしまッテいます。
シロップに浸かっていないとカビが生える原因になってしまいますから、1~2日に1回くらい揺すって1か月程漬けておきます!わくわく。
梅シロップ実食!!
梅シロップが出来上がりました。
梅シロップを楽しむなら梅ジュースでしょう!ということで、炭酸で割って梅ジュースにしました。
この日はとても暑い日で、会社帰りの最寄駅から自転車で帰ってきた私は汗だく。一番おいしく水分を摂取できるコンディションで臨みました。
氷と梅シロップ30ccコップに入れます。
ちなみに、梅シロップはこんなレードルですくっています。何となく気分が上がるかなと思ってこの日のために買いました(笑)
ガラス容器に入れるときに カラン と容器とレードルがあたるときの音は涼しげで気持ちがいいです。
炭酸水で割ります。150~180ccくらいでしょうか。
甜菜糖で作っているからほのかに褐色できれいな色です。
味は、酸っぱ甘い!(そのままですみません…)火照った体に染み込むような、すっきりとした飲みやすい酸っぱさでとっても美味しかったです。梅干しが酸っぱいのだからそりゃそうだと思われそうですが、梅って梅干しじゃなくても酸っぱいんだなぁって思いました。もっと甘い感じになるのかと思っていましたが、それよりも酸っぱさが強調されていて好みの味でした!
この梅シロップにはお酢を入れていますが、お酢の味や匂いはそれほど気になりませんでした。ほのかにお酢の感じがするかな?という程度です。
気になる息子(2歳)の反応ですが、大好評でした!🎊息子には水で割った梅ジュースにして飲ませてあげました。
目の前で容器からシロップをすくってコップに入れて。と、梅ジュースを作る過程を見せるようにしてみましたが、とても興味深そうにすべての工程を観察していて、思いがけず食育にもなったのかな?と感じています。
大人用の梅シロップの半分の量で少し薄味でしたが一気飲みする勢いでした。時々思い出して「梅じゅちゅ飲むー」と言って、梅シロップを保管している棚を開けようとするので少し冷や冷やしています。
余った梅は梅ジャムに
梅シロップを漬けた後の梅が残ってしまいますが、これは取り出して梅ジャムに加工しました。
梅ジャムのレシピは適当ですが、種からとった果肉と砂糖と少量の水を鍋に入れて煮て完成です。煮沸消毒した密閉容器に入れて冷蔵保存します。
ヨーグルトに入れたらすごくおいしかったです。息子ももりもり食べていてかなりお気に召したようでした。
まだジャムはたくさんあるので、休日のおやつにゼリーでも作ってみようと思っています。
この投稿を書いている今は梅シロップが出来上がってから1か月以上経過していますが、シロップはもう残りわずかとなってしまいました。。。
梅シロップはかなり簡単なので、来年も必ず作りたいと思います!!!!